キュン泥棒

毎週木曜日にやってる『レンアイ漫画家』っていうドラマですが、なんとなく見始めたら凄い面白い。で、毎週楽しみにしています。

主人公はレンアイ漫画家に雇われて、毎週色々な男に出会ってどんなところでキュンとしたか、事細かに報告して漫画に生かすお手伝いをするという仕事をしています。

というわけで毎週キュンがあるわけですが、一番のキュンは主人公と漫画家が少しづつ近づいていってキュンが増えてくところ。

人生に全くキュンがない私は、このドラマからキュンを盗んで自分もキュンしているのです。キュン泥棒です。もっともっとキュンを盗みたい。

今日は最高。本当に鈴木亮平がかっこよすぎてもうどうしたらいいかわからない。もー最後とか最高！今日はいつもよりもキュンが多めでした！録画してあるからもう一回みよーっと！本当に本当に凄いこの人好き。背が高くてがっちりしてて、さらに頭もよくて、笑顔が素敵。この人すごい好き。

さて、ドラマや季節のようになかなか春が来ない私ですが、世の中は春真っ盛りでもう少ししたら初夏になりますね。今日の暖かさなんかは、もう初夏に足を突っ込んでいるような陽気でした。いつも通り調子に乗って薄着した私は、案の定裏切られた。毎年毎年春の気まぐれに踊らされています。一体何年同じことやるんだろう？で、さっきからお腹が痛い。なので再びヒートテックを着込みました。まだまだヒートして頂く日が続きそうです。

ところで、この間紹介した本の他にこういうのも持ってるんですが

この間のアレや今回のコレによると、春は冬に溜まった毒素を出すために苦いものを食べると良いそうです。熊は冬眠から起きた時に山菜とかをムシャムシャ食べるらしい。

本によると、中医学では『春は肝の季節』というそうで、 肝がフル活動して疲弊しやすい時。肝が弱るとどうなるかというと、体に熱がこもりやすくなって、情緒が不安定になったり、のぼせる。すぐ興奮したり寝つきが悪くなって眠りが浅くなって心身が休まらなくなるそうです。

これを書いていて確かに全部当てはまっていて驚いています。最近ぐっすり派のはずの私が、一瞬夜中に起きるんだよね。なんでかなぁって思ってたらこれか！あとまさかこの間のも春のせい？

こういう時は苦いものを食べる！たらの芽とかそういう苦いやつがいいと書いてあるんですが、正直…ねぇ…タラの芽ってハードル結構高くないですか？

みんなには高くないかもしれない。でも、ここ5年くらいで野菜デビューした私にとっては結構未知の世界。なんつったてこっちは30年近く野菜嫌いとして生きてきてるんで、たとえ運良くたらの芽が手に入ったとしても、あの日のアボガドのように手に余らせて腐らせちまうんだ。そうに決まってる。どう想像してもたらの芽をうまく調理してる自分なんて想像できない。腐らせちまうに決まってる！という気持ちでなかなか実行に移せずにいた。

話は変わって昨日この本を買った。

これは魔女ってのは昔ヨーロッパで家族を病気から守る為に薬草に詳しくなった女性達でしたーって本。

この本の春のコーナーを読んでオーマイガーでしたが、なんとこの本にも春は苦味のあるものを摂取すると良いと書いてありました！中医学にも西洋の知恵にも同じものがあるってことはきっと、ネイティブアメリカンもインドらへんの人も、アフリカらへんの人も、ロシアらへんの人も、南アメリカの人も、オセアニアら辺の人も、みんな春は苦いもの食べていたに違いない。きっと文化が発達してたローマやギリシャなどは、春に苦いものは食べまくっていたはず。

先述の通り動物も食べてるらしいので、動物界や鳥類たちも食べてるに決まってる。絶対にそうに決まってる。だって可愛い可愛い小太郎も庭にある枝垂れ桜の葉っぱをムシャムシャしてるところを、何度も目撃されている。小太郎だって知ってるんだそういう知恵を。そう思うとこの尊い生き物が、より一層尊く見える。現代の人間が知らないことを沢山本能で知ってる。だから私はたまに小太郎の真似をするようにしている。

そして、たらの芽が食べられない私にとってとてつもなく有益な情報を得た。どうやらハーブ界ではカモミールとダンディライオンが苦味のグループに入るらしい。カモミールはみんな知ってるアレで、ダンディライオンはタンポポコーヒーのことです。両方とも家にある。ちなみにプチ情報としては、ダンディライオンは一手間入れてプライパンで煎ってからお茶にして飲むとよりコーヒーらしくなるよ。

というわけで昨日から早速カモミールを飲んでいます。そうだ、カモミール情報としてはカモミールはホットミルクと凄い相性が良い。牛乳を鍋に入れてカモミールをひとさじ入れて煮出す。で、飲むととってもよく眠れます。でも鍋を洗うのがとてつもなく面倒のでやらない。やらない。

めんどくさいことは一切したくない。極力楽して暮らしたいと思っています。